僕が外資系担当として英語を仕事を使う上で困っていること
今回の記事では、僕が外資系担当として英語を仕事で使う上で、困っていることを記載します。
それらを書くことは、今後仕事で英語を使いたいと思っている方にとって役立つのでは、と思ったのが、その理由です。
まずは、ライティング編です。
僕が困っているのは、「前置詞」です。
Explain for us
Explain to us
An error of the tool
An error in the tool
Inform you of
Inform you about
など、「どちらでも意味は通るけど、この場合はどっちが適切だろう?」と迷うことが多いです。
対処方法てして、Weblioや英辞郎などで例文を調べたり、職場の他の人間の書いた文をメモっておいて法則をつかんだり、人に訊いたり、ということをして、徐々に慣れてきました。
あとは、「ここまでシンプルに書くのか!」ということが、困ったというか一番驚いたことです。以前ビジネス英語系の書籍で読んだ世界とは全然違っていて、難しい語彙は使わず、極限まで短くした表現、という印象です。
これについては、日本語をそのまま英語に直そうとすると長くなるので、一旦頭に入れて、その後言いたいことを英語で書き直すと短くできるようになってきました。
あとは、例えばWhen we contact〜と書くならWhen contacting〜と書くなど、とにかく一単語でも省ければ省く表現を意識しています。
僕は今、社内関係者とのやり取りで、かつネイティヴも非ネイティヴも含まれる中で英語を使っているのでこのような特徴があって、この辺りは環境によって変わってくると思っています。
次に、リスニング編です。
仕事で英語を聴き取る上で、僕が一番苦労していることはなんだと思いますか?
実は、「声の小ささ」です。
考えてみれば、僕たちも日本語で仕事をする時に、いつでも人前で何かを話すわけでもなければ、そんなに大きな声ではっきりと話さないことも多いですよね。
英語も同じようで、なんだかぼそぼそ話してて聴き取れない!というのが、思いもしなかった仕事英語のリスニングの難所でした。
これをクリアするために実践していることは、洋画DVDを英語字幕付で観る、リスニングやオンライン英会話を小さめのボリュームでする、などです。
次に、リーディング編。
今のところ、仕事で英語を読む上で困ることはほとんどありません。
その上で一番重要だと感じることは、「意図を考える」ということです。
僕の限られた経験上の話ですが、仕事で書かれた英文には、必ず何かしらの意図があります。事実を淡々と書いただけのメールや資料は、ほぼありません。
なので、英文の意味を理解した上で、「この人は自分に、このたいで、なぜこのメールを送ったんだろう?自分に本当に伝えたいことはなんだろう?」と考えるようにしています。
最後に、スピーキング編です。
英語を話す上で困っていること、かつ気をつけていることは、「シンプルに、手短に、ロジカルに話すこと」です。
逆に、やっちゃいけないと意識しているのはは、「余計なことを言う、自分の意見を言う、長く話す」ということです。
これは、オンライン英会話で自由に自分や相手についての話をしたり、記事を読んで意見を述べたり、英会話サークルで会話のキャッチボールをするのとは違う、ストイックな難しさを感じました。
流暢である必要や、ペラペラである必要はなく、むしろ、必要な言葉を必要なタイミングで言だけでいい、というよりそれだけにしておかないと支障が出かねない、という印象です。
あと、仕事上意見を言うことは勿論ありますが、ディベートよように「自分の意見を言う」というよりは、「論理的根拠に基づいて客観的に意見を言う」という方法になります。
考えてみれば、どれも日本語と同じですね。
尚、これらは職種や業界によって違ってきますので、「流暢にペラペラ喋る必要のある仕事」「ディベートのように自分の意見で相手を納得させる必要のある仕事」もあることを付け加えさせていただきます。
今回の記事が、英語を仕事で使いたいと思い頑張っている方々の参考になれば、とても幸いです。