アラフォーから英語学習を始め、外資系担当になって思うこと

外資系企業の担当として仕事をするようになってから、二週間が過ぎました。

今は仕事を覚えている時期ですので、まだまだ本番という段階ではありませんが、すでにほぼ毎日英語メールを送受信し、英語を話す機会もある、という状況ではあります。

そこで、今僕が率直に感じること、今しか書けないことを書かせていただきます。

まず、TOEICとレアジョブとiPhoneTwitter、この組み合わせで英語学習を行ってきたことは正解だということです。

TOEICで語彙文法、リスニング、リーディングの基礎を固め、苦手をつぶし(問題が決まっているので、得点を出そうとすると苦手から逃げられないのがいい)、時間管理術を身につけ、会社へのアピールをする。

レアジョブで仕事のロールプレイングをし、実践的なスピーキングの練習を重ねる。

iPhonePodcastやAudiobookでいつでもどこでも英語を大量に聴き、KindleBBCやFinancial Timesで英語を毎日読む。

同じくiPhoneTwitterをして、フォロワーさんたちと英語tweetでコミュニケーションをとり、英語メールの練習をする。

今まで書いてきたアラフォー英語学習法をまとめると、以上の四点に集約されます。

次に、目標設定の大切さ。
僕は英語学習を始めた二年半前から、終始「英語を仕事に活かしたい」と思ってきました。

これが一番大事なことで、あの後もし僕が「朝まで語り明かせるネイティヴの友達を作りたい、いややっぱり洋画を字幕なしで観たい、いやTOEICで満点を取りたい」と色々迷走していたら、当初の目標の「英語を仕事に活かす」の実現までに、もっと時間がかかっていたはずです。

目標によって、個人個人によって、最適な勉強法は異なります。
若くて時間がある、もしくは30代以上でもたっぷり時間をかけていいなら、色んな方法を試すのもいいのですが、アラフォーから始めてなるべく早く結果を出したい場合は、ピンポイントで目標を定めて、一度決めたらあれこれ変えない、というのが近道です。

あと、外資系企業でネイティヴを含む外国人や日本人と職場で英語のメールのやり取りをしていて一番感じたのは、【超が付くほどシンプル】ということです。
いわゆる、ビジネス英語メールの教材にでてくるような型は、ほとんど出てきません。

もちろんこれは、業界や職種、企業や部署、担当者や状況によって様々ですので、周りの人の表現を真似するのが一番だと思っています。

僕自身も、今まで受信したメールはコピペして取ってありますし、自分と違う表現はその場で覚えて、次はそれを使う、というやり方でストックを増やしています。

生のビジネスシーンで使われている英語を、仕事でお金をもらいながら直に受け取ることができるなんて、英語学習者にとって最高の教材、最高の贅沢です。

僕が書き続けている【仕事に活かす!アラフォー英語】(タイトルを、シンプルで差別化できるものに変えました)は、そんな贅沢な環境に身を置くまでの道のりを余すところなくお伝えしています。

去年から今年にかけて、40歳から、35歳からの英語勉強法という書籍が、書店に数冊並ぶようになりました。

僕はそれらを全部チェックしていますが、僕が決定的に差別化できる要素は、自らが試行錯誤しながら実践してきたアラフォーサラリーマンにとって本当に必要なことを、人から見るとほとんど何かを大きく変えることなくできる方法、つまり真似のしやすい再現性の高い方法で、わかりやすく、具体的に書いている点です。

今回そして今までの記事が、少しでもあなたの参考になれば、とても幸いです。


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