Twitterで最高の勉強仲間とつながれば、英語をやめられなくなる

私は2010年1月から英語学習を始めました。その少し前にTwitterのアカウントを取っていたので、ふと英語でつぶやいてみようと思い立ちました。
blogを英語で書くのは大変そうだけど、Twitterなら140文字以内でやりやすいかな、と思ったためです。早速、"What a beautiful sky!"などとつぶやいてみました。
でも、最初はあまりおもしろくありませんでした。誰からも反応がなかったからです。そして儚くも、私のTwitterを使った英語学習は3日坊主で終わりかけていました。

そんなある日、『英語で日記を書いてみる』等で有名な石原真弓先生が #twinglish というハッシュタグを使い、英語でのtweetを呼びかけていた雑誌の記事を読み、ものは試しだと思い、ハッシュタグを付けてつぶやいてみました。
そうするうちに、同じように英語を勉強している日本人の方、アメリカ・オーストラリア、カナダといった海外の方との交流が生まれ、そしてさらには石原真弓先生からも何度かReplyをいただき、英語でtweetをするのがとても楽しくなってきました。

それまでにも、英語でアウトプットするのが大事だというのは頭ではわかっていたつもりでしたが、やはり伝える相手がいると気合の入り方が全然違ってきます。特に、今まで誰かと英語でやりとりをしたことなど皆無だった私は、 #twinglish を使った英語tweetで、英語で人と交流することの楽しさを知りました。
Twitterを使えば、英語で交流する相手を、一番早く見つけられます。相手を見つけると、英語学習はとても楽しいものになり、継続しやすくなります。


Twitterを使った英語学習のメリットはいろいろありますが、沢山の英語学習者の方々が頑張っていることをタイムライン上で知ることができ、「みんなが頑張っているから自分も頑張るぞ!」と刺激を受けることも、その一つです。
部屋で一人で勉強していると普通は孤独ですが、Twitterを使っていると、「あの人も今勉強してるんだな」と思うとなんだか一人で勉強している気がしなくて、学校で仲間と勉強しているような気分になります。
学習法について情報交換をすることもできますし、「こんな表現もあるよ」といったことを親切に教えてくれる方もいます。
TOEICの本番では、「今この瞬間に、みんな会場は違うけど、同じように頑張ってるんだな」と思うと、力が湧いてきます。

学習についてTweetすると、勉強をさぼりにくくしてくれる効果があることも、大きなメリットです。自分がこんなことを目標にして、こんなことを勉強しているということをつぶやくと、いいプレッシャーになって頑張れますし、学習を継続しやすくなります。

さらに、Twitter上には、TOEIC800点900点を取っている人とか、海外で仕事をしてきた人とか、外資系企業で英語をばりばり使っている人とか、今まで私が出会ったことのないレベルの高い人がごろごろいました。そんな方々のTweetを読んだり交流をしていると、自然と自分の目標が高められたことも、とても有益でした。


そんな楽しいTwitterを利用した学習ですが、悩みも出てきます。それは、Twitterをやればやるほど、学習時間は減るということです。
回避方法として、僕の場合は、「これから○○の勉強をします!」と勉強前につぶやいておいて、その後はTwitterを一切見ない、ということをやってました。休憩時間に見て、勉強を始めたらまた一切見ない、という要領です。
そうすると、「あーこの人は今勉強頑張ってるんだな」ということで、仮にあなたからのReplyが遅れたり、tweetを見逃しても、誰も責めません。勉強に集中する時間と、Twitterで交流する時間を、きっちり分けるといいと思います。
勉強前に予告tweetをすると、やはり嘘つきにはなりたくないので、さぼりにくくする効果もあります。


もう1つ、注意していたほうがいいことを書かせていただきます。
英語学習には色々な流派(?)があるようで、Follow、Followerの数が増えると特に、あなたが頑張っている英語学習法についてネガティヴな発言をタイムライン上に見かけたり、心ないReplyを受け取ってしまうことがあるかも知れません。そんな時はぜひスルーして下さい。頻繁な場合は、ブロックするという手もあります。
特にTOEICについては賛否両論がありますので、今TOEICに向けて頑張っている人は、ぜひそれらをスルーしてください。その手の議論に時間を使うのは勿体ないです。どうしても参加されたい場合は、するべき勉強が一段落つき、目標を達成してからでいいと思います。

英語学習の仕方や目的は人それぞれなので、人の意見は参考にしながらも、あれこれ全部気にし出すと結局どれにも集中できない、ということになりかねません。
Twitterで英語学習のモチベーションを上げ、「これだ!」という方法が見つかったら、それを信じて夢中で取り組むのが一番です。

だって、せっかくTwitterでやる気を出して勉強しようとしてるのに、そのTwitterでやる気を下げてしまったり、勉強する時間がなくなったら、勿体ないですよね。

僕の場合も、TOEIC受験前はtweet数も意識的に減らしていましたし、読むのもかなり抑えていました。ある努力家の方が、今までは沢山tweetしていたのに、勉強に集中するためにアカウント名の後に(ツイート少なめ)と書いていて、いいアイデアだなと思いました。

TOEIC等の目標をtweetするのもお勧めです。ちょっと恥ずかしくても、公言することで「やるしかない!」という気持ちになりますし、本気度が上がります。目標と今の自分の距離が見えてきますし、対策も立てやすくなります。私自身も何度か「今回はどうしてもA level入りしたい」ということをtweetしましたが、自分を追い込む効果がかなりありました。
目標を達成できたら皆が祝福してくれますし、もし達成できなくても励ましてもらえたり、アドバイスをもらえたりします。

あと、レアジョブの自動tweet機能もいいですね。タイムライン上で「累計○○時間」というtweetが流れると、「みんな頑張ってる!自分も頑張らなきゃ!」という気持ちになります。いい刺激になりますし、一人で英会話を受講してる気がしなくて、楽しさが増します。


Twitterで最高の仲間とつながれば、英語学習はむしろ「やめられない」状態になります。


【この頁のまとめ】
Twitterなら、英語で交流する相手を最短で見つけられる!、
●仲間と一緒に勉強できるから、楽しい!
●批判はスルー。Twitterに時間を使い過ぎるのにも注意!


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