英語と子育てを両立するために〜子供は、最高のモチベーション!〜

このブログを読んでくださっている方の中には、子育てをしながら英語学習を頑張っている方(もしくは将来そうしたい方)が沢山いらっしゃると思います。
これは相当すごいことですので、私はそんな皆さんを心から尊敬しています。
(私自身は、英語学習を大量にしていた時期には、まだ子供がいませんでした)

特に、小さな子供を育てながらの勉強は大変です。
大人の仕事や付き合いは、自分である程度コントロールできますが、子供は全く思いどおりにならないからです。
機嫌のいい時は動き回って目が離せず、機嫌が悪くなったら大声で泣き出して、やっと寝たと思ったらすぐにまた起きて。
そんな調子ですので、時には、「子供が生まれる間にもっと勉強しておけばよかった...」「この子さえグズらすに早く寝てくれれば、もっと勉強できるのに...」と思うこともあるのではないでしょうか。私にはあります。それが普通です。

でも、そんな時には、子育てをしながら英語を勉強することがどれぐらい素晴らしいかということを、ぜひ思い出してください。
私なんかはまだ新米パパで、妻に多くを任せているので偉そうなことを言えませんが、子供が最高のモチベーションになるということは、自信を持って言えます。


例えば、将来子供に、「ママ(パパ)英語できるの?!かっこいい!」と言われることを想像してみる。

英語のできるママ、パパは、子供にとってやはりかっこいいものです。
国際化社会と言われて久しいですが、まだまだ英語のできる親は少数です。
子供にかっこいいと言わせる親って、素敵ですよね。


例えば、子供に英語を教えて、将来親子の会話を英語ですることを想像してみる。

グローバル化が急速に進む影響からか、子供に英語を学んでほしいと願う親は多いようです。
実際、私が最近参加した、子供用英語教材の説明会にも、お子様連れのママ、パパが沢山いらっしゃっていました。
ところがそこで、一つ気になることがありました。
お子様以前に、ママ、パパの顔が、全然楽しそうじゃなかったのです。
きっと、「これからの時代は子供に英語をやらせなくちゃ」ということで参加されたのだと思いますが、「親が楽しくないことを、子供が楽しく続けようとするのかな?」という疑問がわきました。

また、グローバル化は子供だけではなく親である自分たちにも大きく関係します。
もしかすると、親は学生時代の科目としての英語に苦手意識があるのかも知れませんが、当の子供たちは、これから知る英語の世界にわくわくしています。
それなら、そのわくわくを利用すればいいですよね。
親ももう一度英語を楽めるようになるチャンスです。

仮に英会話スクールに通わせるにしても、週に1回先生に任せるだけでは、きっと身につきません。
レッスンのない日に復習をするなど、親のサポートは必須です。
英語学習は毎日の積み重ねが重要だと、大人になってから英語を身につけた人はわかっているはずです。
ネイティヴのように英語だけに囲まれた生活をするなら別ですが、そうでもない場合、いくら子供の脳が柔らかいと言っても、優れた教材で優秀な先生に教わっても、それだけでは期待する効果は出ないのではないかと思います。


親が子供に英語を教えると、もっといいことがあります。
ラッキーなことに、英語はコミュニケーションの手段です。
子供に日本語と英語で接すると、子供とのコミュニケーションの時間が2倍に増えることになります。
かく言う私も、英語を教えることを口実に、子供と遊びまくろうと目論んでいます。


子育てに忙しくしていると、ともすれば、「子供はどんどん成長するのに、自分は全然成長しない。英語学習もさぼりがちだ」と悩むこともあるかも知れませんが、毎日ぐんぐん成長する子供を育てるママやパパは、毎日ぐんぐん成長しています。
めまぐるしく変化する子供に対応できるだけの力を、子供以上のスピードで身につけてるいるからこそ、子供を育てられているからです。

ですので、時には英語学習をさぼってしまっても、まだまだ全然すごいです。
親が何歳になっても楽しみながら諦めずに学び成長していく姿を見せることは、子供の生き方に必ずいい影響を与えます。


子育てをしながら勉強を続けている方にお話をうかがうと、ほぼ皆さん、早朝と隙間時間を使われています。
朝は子供の機嫌がよく、朝の早い段階で自分のやりたい勉強をある程度できていると、その後子供がグズッてもそんなにイライラしにくくなるのがいいですね。
逆に、英語の予定を夜など一日の後半に入れていると、「この後単語を覚えたかったのに、また大泣きし出した!」となりがちです。
子供が寝たら、「寝た!いけー!」とばかりに集中して一気に進めます。
英語学習に限らず、執筆も同じです。
私も今この章を、子供が寝ている間に一気に書き上げています。


アラフォーから英語学習を始めた私としては、自分の子供が英語に興味を持たず、30歳40歳から始めても一向に構わないと考えています。
子供の頃は勉強よりも、好きなことをやってのびのびと過ごしてほしいという気持ちもあります。

ですが、こんなに楽しい英語の世界を、できることなら一日も早くわが子に味わわせてあげたい、だから英語を教えてあげたい、というのが本音です。
そうなると、前述の「パパ英語できるの?すごい!」と言われる夢はついえてしまうわけですが、それでも、子供の生きる世界を広げてあげられる方を選ぶつもりです。


最後にもう一度言います。
子育てをしながら英語学習をするのは、本当に素晴らしいことです。
私自身はまだまだですが、一緒に頑張りましょうね。


【この頁のまとめ】
●子育てをしながらの英語学習は、本当に素晴らしい!
●子供が英語を身につけるためには、親のサポートが必須!
●早朝と隙間時間に集中して取り組もう!


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